本記事の内容
・2022年11月11日に公開された「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」の見どころをご紹介します。
2018年公開の「ブラックパンサー」の続編となる「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」
ティ・チャラを失ったワカンダはどうなってしまうのか!?
そんな「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」の見どころをご紹介します。
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
見どころ①ティ・チャラ喪失
ポイント
・ティチャラ亡き後は母ラモンダが女王となった
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー見どころ① ティ・チャラ喪失
ワカンダの国王ティ・チャラが病死し、悲しみに暮れるワカンダ国内。
そんなワカンダをティ・チャラの代わりに収めているのは母のラモンダです。
先代の国王で夫のティ・チャカに続き、息子のティ・チャラを失い、失意の底にいると思われるラモンダ。
ですが、そんな心配をよそに各首脳が集まる国際会議では毅然とした態度で答弁に答えます。
ティ・チャラを失い、ワカンダはどうなってしまうのか!?と観ているこっちが心配になっていましたが、このラモンダの毅然とした答弁で心配はすっかり消えていました。
ラモンダを演じるアンジェラ・バセットの迫力のある演技は見どころの一つです。
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
見どころ②サブマリナー
ポイント
・サブマリナー(ネイモア)登場
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー見どころ② サブマリナー
今作で初登場となるキャラクターのネイモア。
ネイモアことサブマリナーはマーベル原作の中でもとても古いヒーローの1人です。
ネイモアは水中を自由に泳ぎ回り、しかも足に生えた翼で空も自由に飛び回る事ができます。
ネイモアは海の王国タロカンの王であり、タロカンの民の事を大事に思っています。それゆえにタロカンの民が危険に晒されるとなると容赦なく牙を剥きます。
ワカンダの女王ラモンダに詰め寄るシーンは威圧的な雰囲気にゾッとします。
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
見どころ ③アイアンハート
ポイント
・アイアンハート登場
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー見どころ③ アイアンハート
本作で初登場となるもう1人のキャラクター、アイアンハート。
アイアンハートことリリ・ウィリアムズはアイアンマンスーツを自作してしまうほどの天才少女です。天才すぎる技術が災いして今回のワカンダとタロカンの争いのきっかけを作ってしまいます。
ワカンダに来る前は1人でアイアンマンスーツを製作していたので、外観はまだシースルーの状態でしたが、ワカンダの技術の後押しがあり完成形になりました。
個人的には、トニー・スタークがアイアンマンスーツを試行錯誤の上で完成させた様に、アイアンハートも制作段階のシーンがもっとあっても良かったと思います。また、アイアンマンと比べると背中にジェットパックが付いていたりと、まだスマートさに欠ける外観なので、今後もっとスリムに改良される事を期待します。
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
見どころ ④シュリがブラック・パンサーを継承
ポイント
・シュリがブラックパンサーを継承
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー見どころ④シュリがブラック・パンサーを継承
兄であるティ・チャラを失い、母であるラモンダを失ったシュリ。
まだ若い彼女にとって過酷な運命が次から次に襲い掛かります。
それでもワカンダの為にブラック・パンサーの力の源となる人工ハーブを作り出すべく試行錯誤を繰り返します。
ついに人工ハーブを完成させ、力を授かる儀式を行うシュリですが、夢の中に現れたのは憎きキルモンガーでした。
母を殺され復讐心に囚われたシュリの心を反映しているように感じます。
以上の様にまだ若いシュリには過酷すぎる運命が矢継ぎ早に襲いかかるので、観ていて可哀想になってしまいます。前作で感じられた安心感は何かと思いを巡らせると、やはりチャドウィック・ボーズマンの存在感が大きかったのかなと思わされます。
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
見どころ 【まとめ】
ポイント
・ティチャラ亡き後は母ラモンダが女王となった
・サブマリナー(ネイモア)登場
・アイアンハート登場
・シュリがブラックパンサーを継承
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー見どころ【まとめ】
争いが争いを生み、大切な人の命が奪われ全体的に喪失感に襲われる内容の今作。
チャドウィック・ボーズマンさんが亡くなった悲しさ以上に大きな悲しみが作品を包んでいます。
誰しも大事なものを守る為に一生懸命になるが故に戦争が起きてしまう、人間の悲しさを感じずにはいられません。
物語のラストには僅かな希望が描かれるのが救いです。
まだ若いシュリの壮絶な戦いを経ての成長劇をまだ見たことがない方は是非とも見てみてください。