本記事の内容
・2023年2月に公開された「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の見どころをご紹介します
「アベンジャーズ:エンドゲーム」ではタイムスリップの可能性を発見し、大活躍したアントマン。
そんなアントマンのその後が描かれる今作。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ5のスタート作品でもあります。
サノスに代わり登場するヴィラン、征服者カーンが登場することでも話題になりました。
「アントマン」シリーズでは3作目となる今作。
そんな「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の見どころをご紹介します。
ネタバレが含まれますので、まだ本編を観たことがないという方は本編をご覧になってからお読みください。
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」
見どころ① アクションシーン
ポイント
・小、中、大とサイズをスピーディーに変化して戦うアクションシーンは必見
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」
見どころ①アクションシーン
クライマックスでのカーンとの戦闘シーンは必見です。今までのシリーズ同様にアントマン特有の身体のサイズを変化させて戦うのですが、今回は小さくなるだけではなく、戦いの最中に巨大化してカーンを鷲掴みにしたり、今までにないほどサイズ変化がスピーディーに行われます。
こんなにもアントマンの特徴が強調された戦い方は他シリーズでも見られないものなので必見です。
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」
見どころ②カーン役、ジョナサン・メジャース
ポイント
・征服者カーン役のジョナサン・メジャースの狂気を含んだ静かな演技
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」
見どころ②カーン役、ジョナサン・メジャース
今作より征服者カーンを演じるジョナサン・メジャース。すでに2021年Disney+で公開されたドラマシリーズ「ロキ」では「在り続ける者」として登場しますが、その時はどこかふざけた感じのキャラクターでした。ですが今回のカーンは打って変わって、不気味な威圧感が漂うヴィランとなっています。
カーンは時折り感情を爆発させますが、普段は感情をあまり表に出さないので、そのギャップが不気味な威圧感として醸し出されています。サノスとはまた違ったヴィランの登場です。
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」
見どころ③モードック登場
ポイント
・量子の世界ならではの違和感のない実写化
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」
見どころ③モードック登場
原作コミックでは有名なヴィランのモードック、巨大化した頭とちっちゃい手足の見た目なので、実写化するのは無理があるなと思っていました。
ですが、今回の「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の舞台となるのが量子の世界なので、この世界ではどんな事でも起こり得ると思うと、違和感なく実写化を受け入れられました。原作コミックではとても有名なキャラクターなので、実写化は避けては通れないとは思っていましたが、このタイミングでモードックを登場させたのは流石です!
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」
見どころ④ハンク・ピム博士のアリの大群
ポイント
・クライマックスでのアリの大群は圧巻
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」
見どころ④ハンク・ピム博士のアリの大群
クライマックスでのピム博士が率いるアリの大群の登場は圧巻でした。
本当に絶体絶命の状況でどうやって打開するのかと思った矢先にアリの大群が姿を表します。ゆっくり歩きながら登場するマイケル・ダグラスことピム博士がとてもカッコいいです。大群のありに流石のカーンもなすすべ無しでした。アリの助っ人が登場するところも、「アントマン」ならではの展開です。
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」
見どころ⑤ペイトン・リード監督続投
ポイント
・シリアスシーン多め、もう少しペイトン・リード節のギャグが欲しい
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」
見どころ⑤ペイトン・リード監督続投
これまでの「アントマン」シリーズは比較的ギャグの要素が散りばめられていたので、全体的に明るい雰囲気でした。ですが今作の「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は今後のMCUで重要なヴィランであるカーンが登場する事もあって、終始シリアスな展開が続きます。今までのシリーズに登場していたスコットの同僚三人組がいないこともギャグ要素が少ない要因でもあります。特に前2作でのマイケル・ペーニャ演じるルイスの話す内容が映像化されるシーンは爆笑ものだったので、今作で見られないのは非常に残念です。
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」
見どころ⑥ロキ登場
ポイント
・ラストでロキのサプライズ登場あり
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」
見どころ⑥ロキ登場
エンドロール後のおまけ映像ではまさかのロキが登場します。2021年Disney+で配信されたドラマシリーズ「ロキ」の続編につながるシーンと思われます。以前は「在り続ける者」として登場したジョナサン・メジャースがカーンとはまた別の変異体として登場する模様です。今後のドラマシリーズ「ロキ」第2シーズンも楽しみです。
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」見どころ【まとめ】
ポイント
・見どころ①アクションシーン
・見どころ②カーン役、ジョナサン・メジャース
・見どころ③モードック登場
・見どころ④ハンク・ピム博士のアリの大群
・見どころ⑤ペイトン・リード監督続投
・見どころ⑥ロキ登場
私の個人的な意見としては「アントマン」シリーズはMUCの中でもちょっと雰囲気が違う作品と感じていました。他作品にはない明るい雰囲気があり、ギャグが随所に散りばめられていて、残酷なシーンがなく、安心して子供と一緒に楽しめる作品。そんな印象でした、それが今作「アントマン&ワスプ:クアントマニア」ではその良さが少し減ってしまったかなと感じました。量子という極小の世界での壮大な物語という事で内容的にはとても面白い映画なのですが、他のMUC作品と同じ様な大迫力な展開になってしまい、他作品とは一線を画していた「アントマン」シリーズだけに少し残念に感じました。
そうは言っても、大迫力な展開で映画としてはとても面白いので、まだ見た事がない方は是非ともご覧下さい!