ビジネス本「MARVEL倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密」をご紹介します。
今や実写映画が数多く制作され、不動の人気を得たマーベル・コミック社ですが、これまでどのような歴史を歩んできたのか、この一冊を読めば全てわかります。
マーベルの事を知らない方はもちろん、マーベルファンの方にも是非とも読んでもらいたい一冊となっています。
本記事はこんな人にオススメ
・マーベルっていったい何?という人
・マーベルの歴史を知りたい!という人
・スタン・リーっていったい誰?という人
こんな人の疑問にお答え
ビジネス本「MARVEL倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密」についてご紹介します
「MARVEL 倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密」レビュー
ポイント
・マーベル創設から現代に至るまでのマーベルのたどってきた歴史が分かる
「MARVEL倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密」は、創設から現代に至るまでのMARVELのたどってきた歴史が分かります。
一体誰がMARVEL社を作ったのか?
スタン・リーとは何者で、一体何処から来たのか?
など原点となる話題から、
各ヒーローの誕生秘話や実写映画への失敗と成功。
などなど、MARVELを語る上でのうんちくが詰まった一冊となっています。
MARVELファンならば、よりMARVELへの理解が深まりますし、MARVELを知らない人ならばMARVELは一体どんな会社なのかが全てわかります。
「MARVEL 倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密」ネット上の口コミ
ポイント
・マーベル関係者のわくわくする名セリフが満載
・時代が彼らに追いついた
・コミックファンではない人が書いたお手軽なビジネス本という感じ
【マーベル関係者のわくわくする名セリフが満載】
2021年5月 匿名希望さん
マーベルが映画『アイアンマン』を作るまでにどれだけの苦労があったか? 本を読んで、初めてわかった。
『アイアンマン』の監督に抜擢されたのが、今では『スター・ウォーズ マンダロリアン』
の製作総指揮を務めることでも知られるジョン・ファヴローだ。
「マーベルが映画製作をはじめた頃、スーパーヒーローは超人的であるという一般認識があった。
それまでのヒーローは常に完璧だった。でも、マーベルは弱点を持った、
人間らしいスーパーヒーローを作り出して、世界観を変えたんだ。ヒーローも普通の人間と同じだ
から面白いし、魅力を感じる。」
この本はこんなわくわくする言葉で満ち溢れている。
今の状況に希望をもたらしてくれるケヴィン・ファイギの言葉で終わるのも嬉しい。
「マーベルはすでに22本映画を作ってきたけど、この22本とまったく違う映画をこ
れから20本撮る予定だ」
コミック時代のマーベルのことがあまり書かれてないのは残念だけど、マーベルの映画への
挑戦の歴史がコンパクトに、関係者の名ゼリフとともに振り返ることができる。
【時代が彼らに追いついた】
2020年10月 匿名希望さん
MARVELコミックの歴史というより、それを巡る人物とビジネスの興亡記に近い。
MARVELキャラクターの根幹自体は草創期にほぼ確立されていたが、
それが映画業界を制するまでに時間がかかってしまったワケがよくわかった。
要するに、あらゆる意味で時代を先取りし過ぎていて、映画という大衆向けの
エンタメにそぐわなかったわけだ。ここしばらくの快進撃は当然のことと言える。
主人公はスタン・リーと思いきや、MARVELというブランドそのもの。
MARVEL映画やアメコミ系コンテンツを多少押さえていれば、かなり楽しめると思う。
【コミックファンではない人が書いたお手軽なビジネス本という感じ。】
2020年10月 匿名希望さん
マーベルのヒーローたちは、その多くが「弱い」ヒーロー、「悩める」ヒーローだ。確か、小野耕世さんだったと思うが、強いアメリカを象徴するスーパーマンに対し、アンチテーゼとなって大ヒットしたのがスパイダーマンなどのマーベルのヒーローたちで、ベトナム戦争で「悩めるアメリカ」を象徴していたからだ、と書いていた。ロナルド・レーガン、トランプ、スーパーマンのアメリカに対するアンチテーゼ。
本書、マーベルという会社の盛衰をコンパクトに描いているけど、マーベルの創作の秘密には深く切り込んではいない。なんか、お手軽な会社紹介の本みたい。読み終わって著者たちの略歴を見たら、企業紹介のビジネス本を量産しているようで、コミックのファンではないようだ。米国アマゾンで本書を検索してみたが、米国でもあまり売れていないようだ。マーベルのコンテンツがどうして成功したかについての分析はあまり深みはないですね。
「MARVEL 倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密」はどんな内容?6つの特徴をご紹介!
ポイント
・マーベル創設から2020年までの軌跡を紹介
・スタン・リーはどこから来たのか
・各ヒーローの誕生秘話
・実写映画への挑戦
・アイアンマン誕生秘話
・今後の展望
・マーベル創設から2020年までの軌跡を紹介
ブルックリンの貧しい少年、マーティン・グッドマンが1939年に設立したタイムリー・コミック社が全ての始まりとなります。
会社経営に関しての才能にあふれていたグッドマンは数多くの会社を設立しており、その中の一つタイムリー・コミック社のコミック「マーベル・コミック」が大人気となり、のちのマーベル・コミック社となります。
・スタン・リーはどこから来たのか
マーティン・グッドマンが1939年に設立したタイムリー・コミック社にアルバイトとしてやってきた17歳の少年がスタン・リーです。
本名はスタンリー・リーバーでグッドマンは叔父にあたります。
スタン・リーはライターになる事を夢見てタイムリー・コミック社にやってきました。
・各ヒーローの誕生秘話
誰もが知っている「スパイダーマン」は最初、
「最低のアイデアだ、みんなクモが嫌いだクモ男なんてキャラクターがヒーローになれるはずがない!」
と当時の社長グッドマンに酷評され、没にされた経緯があります。
・実写映画への挑戦
実写映画への挑戦も苦難の連続でした。
1986年公開ジョージ・ルーカス制作の「ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀」が大失敗に終わったことで映画製作者にとってマーベルキャラクターの魅力が全くなくなってしまいました。
これによりマーベルキャラクターの実写映画化が遅れることとなります。
この流れは1997年にウィズリー・スナイプス主演の「ブレイド」が公開されるまで続きます。
「ブレイド」の大ヒットによりマーベルキャラクターの実写映画での魅力が認知されるようになります。
・アイアンマン誕生秘話
世界中で大ヒットとなった映画「アイアンマン」(2008)は当初制作予定ではありませんでした。
子供たちを集めてどのキャラクターの玩具が一番好きかアンケートを行ったところ、「アイアンマンが一番好き」という回答が一番多かったため、急遽制作が決定しました。
急遽の決定だったため、予算も確保できずに製作がスタートしました。
・今後の展望
2019年Disney社は20世紀フォックスを買収、これにより「X-MEN」「ファンタスティック・フォー」「デッド・プール」がマーベルスタジオの仲間入りを果たしました。
今後各ヒーローがどのように絡むのか大変楽しみです。
「MARVEL 倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密」まとめ
ポイント
・マーベル創設から現在に至るまでが全てわかる
・各ヒーローの誕生秘話が分かる
・実写映画製作の裏側が分かる
「MARVEL 倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密」はマーベル・コミック社設立から2019年公開の「アベンジャーズ/エンドゲーム」に至るまでの歴史が記されています。
映画を見ているだけでは知りえないマーベルの裏側が垣間見られます。
マーベルの光と影、「アベンジャーズ/エンドゲーム」が大ヒットし世界一に至るまでには知られざる苦労の連続が隠されていました。
この本を読めばマーベルの映画がより楽しめること間違いなしです。
マーベルについてもっと詳しく知りたい方、マーベルのうんちくをもっと知りたい方は是非とも読んでみてください。