本記事の内容
・ディズニープラスで配信されているマーベルドラマシリーズの「ムーンナイト」についてのあらすじと感想をご紹介します
ディズニープラスで2022年3月30日より配信が開始されたマーベルドラマシリーズの「ムーンナイト」について、あらすじや感想をご紹介します。
「ムーンナイト」はマーベルの中でもあまり知名度が高くないヒーローですが、アニメ「アルティメット・スパイダーマン」に登場するなどで近年急に人気が上がってきたキャラクターです。
マーベル・シネマティック・ユニバースの中でも珍しい多重人格で精神を病んでいる、影のあるヒーローです。
今後他のヒーローとどう絡むのか非常に楽しみです。
「ムーンナイト」は全6話となっています。
-
ムーンナイト能力は何?未だかつてない多重人格ヒーロー!
「ムーンナイト」【第1話】「もうひとりの自分」
ポイント
・オスカー・アイザックが冴えないショップ定員を見事に熱演
・意識を失って気が付いたら全てが片付いていると言う映像が新しい
「ムーンナイト」第1話「もうひとりの自分」
冴えないショップ定員のスティーヴンは寝ている間に勝手に動き回る自分に悩まされていた。
ある日、目が覚めると全く知らない場所にいて命を狙われるはめに、もうダメかと思った瞬間に目覚め、夢だったと安心する。
しかし夢の中の人物が現実にも現れ、さらに得体の知れない怪物までが襲ってきて絶体絶命に、その時もう一人の自分が鏡の中から話しかけてきて、、、
オスカー・アイザックが冴えないショップ定員を見事に演じております。
そんな冴えないショップ定員の人格が入れ替わる様は、もはや変身と言っても過言ではありません。日本のヒーローが変身して悪を倒すと言う感覚に近いものがあります。
別の人格が共存しているという点はハルクを彷彿とさせます。
意識を失って気が付いたら全てが片付いていると言う映像は新しくて爽快です。
-
ムーンナイトの俳優さんは誰?オスカー・アイザックについて解説します。
「ムーンナイト」【第2話】「スーツ召喚」
ポイント
・マーク・スペクターは月の神コンスの使い
・月の神コンスと死を裁く神アメミットの思想の違い
「ムーンナイト」第2話「スーツ召喚」
スティーヴンのもう一人の人格、マーク・スペクターは月の神コンスの使いだった。
マークはコンスに変わり悪人を裁いていた。
それに対して、マークが持っていたスカラベを狙う男は死を裁く神アメミットの使いだった。
コンスは悪人を裁くのに対し、アメミットは悪人になる前に裁くという。
たとえ子供だとしても30年後に悪事を働くとわかれば、容赦なく死を与える。
その考えは危険だと感じだスティーヴンはスカラベを持って逃走するが、また得体の知れない化け物に追われるはめに。
窮地に追い込まれたスティーヴンが「スーツ」と唱えるとムーンナイトに変身するのだが、、、
スティーヴンが窮地に追い込まれた時に「はやくマークに変わって!」と観ているこっちがハラハラします。
マークはコンスのアバターという事で、コンスと契約してムーンナイトの力を得ているということが徐々に分かってきました。
スティーヴンとマークが鏡を通して会話するという描写は、「スパイダーマン」(2002)のウィレム・デフォー演じるグリーン・ゴブリンを彷彿とさせます。
ついにスカラベを手に入れた謎の男とアメミットがどのように動き出すのか、今後の展開が楽しみです。
-
スパイダーマン敵一覧。「スパイダーマン」(2002)~「アメイジング・スパイダーマン2」(2014)まで
「ムーンナイト」【第3話】「エネアドの決断」
ポイント
・マーク・スペクター、スティーヴン・グラント以外の人格がいるのでは?
・月の神コンスが石の中に封印されてしまう
「ムーンナイト」第3話「エネアドの決断」
スカラベを手に入れた謎の男、ハロウ。
彼はスカラベを使いアメミットの墓を探し出そうとしていた。
アメミットの復活を阻止するため、マークとスティーブンは月の神コンスの力を借りて墓の位置を探し出す事に成功する。
だが、神の力を乱用するコンスは、その暴挙を危険視する他の神々により、石の中に封印されてしまう、、、
今回は主にマークが身体をコントロールして話が進む回です。
マークの状態で始まったアクションシーンが気を失ってスティーヴンに入れ替わり、気がついたら戦いが終わっているという描写が、第一話とは逆になっているところが面白いです。
戦いの途中で気が付いたら、人を殺していた、という描写はマークでもなく、スティーヴンでもない人格がいるのではないかと思わせる展開です。
マーク以外にも色々な神のアバターが登場して、人知を超えた物語の壮大さを感じさせます。
-
【レビュー】ファルコン&ウィンター・ソルジャー感想。全6話、吹き替えが溝端淳平さんじゃなくて残念!
「ムーンナイト」【第4話】「アメミットの墓」
ポイント
・マークが撃たれて、まさかの急展開
「ムーンナイト」第4話「アメミットの墓」
アメミットの墓の場所を探し当てたマークとスティーブン、墓の中でアメミットが封印されている石像を見つけ出すのだが、ハロウに追いつかれてしまう。
追い詰められたマークは抵抗しようとするが、その瞬間ハロウに拳銃で胸を撃たれてしまい、、、
まさかの急展開を迎える回です。
物語の後半は一体何か起こったのか、全くわからない状況になります。
「早く真相が知りたい!」と強く思わせるもどかしい終わり方となっています。
今までの話は一体何だったのか?
マーク・スペクターもスティーブン・グラントも同時に登場してきて、全てを覆す展開に!
ものすごく第5話が気になります!
「ムーンナイト」【第5話】「蘇る過去」
ポイント
・マークの悲しい過去が明らかに
「ムーンナイト」第5話「蘇る過去」
ハロウに胸を拳銃で撃たれたマークは気がつくと病院にいた。
そこは冥界に行くための場所だった。
現世に戻るためには自分自身の中にある秘密を探さないといけないのだが、そこにはスティーブンが知らない、過去の悲しい記憶があり、、、
急展開からの第5話、マークの悲しい過去が明らかになります。
マークとスティーブンの関係や、いかにしてムーンナイトになったかが描かれます。
マークの悲しい過去には胸が痛くなります。
「ムーンナイト」【第6話】(最終話)「再生」
ポイント
・多くの謎を残したまま終幕
「ムーンナイト」第6話「再生」
ハロウにより復活を遂げたアメミットは楽園を作るために人々を捌き始める。
冥界から帰還したマークとスティーブンはコンスの力を借りてハロウの元へ向かう。
ハロウとの戦いの中で再び意識を失うマーク、気がつくと戦いは終わっていて、、、
最終話となる第6話ですが、多くの謎を残したまま終幕となります。
何が一体現実なのか、そして新たに存在が明らかになったもう一つの人格ジェイク・ロックリー。
物語は終わったようで何も終わっておらず、これらから始まると言っても過言ではありません。
是非ともシーズン2があることを願ってやみません!