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【レビュー】マーベル「ホワット イフ . . .?」あらすじは?全何話?

キャプテン・カーター

リンスカ
「ホワット イフ . . .?」ってもしもの物語が展開されるんでしょ?
そうだ、しかもアニメだから実写とはまた違った魅力があるぞ!
ロケット

 

本記事の内容

・ディズニープラスで配信されているマーベルアニメシリーズの「ホワット イフ . . .?」についてのあらすじと感想をご紹介します

 

ディズニープラスで2021年8月11日より配信が開始されたマーベルアニメシリーズの「ホワット イフ . . .?」について、あらすじや感想をご紹介します。

「ホワット イフ . . .?」はマーベル初のアニメシリーズとなっており、今まで実写映画で描かれた物語のもしもの展開を描いた作品となっています。

もしもキャプテン・アメリカがスティーブ・ロジャースではなく、ペギー・カーターだったら、という感じです。

「ホワット イフ . . .?」は全9話となっています。

 

 

マーベル「ホワット イフ . . .?」【第1話】

キャプテン・カーターのイラスト

ポイント

・もしもキャプテン・アメリカがスティーブ・ロジャースではなく、ペギー・カーターだったら

・アニメならではのスピード感のあるアクションシーンが魅力

マーベル「ホワット イフ . . .?」 第1話

 

もしもキャプテン・アメリカがスティーブ・ロジャースではなく、ペギー・カーターだったらという話です。

スーパーソルジャー計画実施直前の爆発によりスティーブが負傷、とっさにペギー・カーターが人体強化装置に入り

「キャプテン・アメリカ」ならぬ、「キャプテン・カーター」となりました。

しかもペギー・カーターがイギリス人という事で盾やユニフォームのデザインはイギリスの国旗があしらわれています。

力を手にしたカーターが戦車をひっくり返すシーン「これ気持ち―!もう一回やろっ!」は見ていて楽しいです。

アニメならではのスピード感あるアクションシーンは爽快で、キャプテン・カーターの強さがより一層際立ちます。

まるでキャプテン・マーベルを見ているかのような感覚です。

実写映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の内容を凝縮して30分に収めたような展開の早さも見ていて心地よいです。

戦時中から現代へのつながりも実写とはまた違ったアプローチで面白いです。

一つ寂しいのは、力を得られなかったスティーブの姿です。今までずっとキャプテン・アメリカとして見慣れたスティーブが病弱でやせ細った姿なので、彼の正義感が報われない姿がもどかしいです。ですが今回の話の中ではまた別の形でスティーブの活躍も十分描かれていますので是非ご覧ください。

 

「キャプテン・カーター」とても力強い女性ヒーローの誕生で今後の活躍が楽しみです。

 

マーベル「ホワット イフ . . .?」【第2話】

チャドウィック・ボーズマンのイラスト

ポイント

・もしもティ・チャラがピーター・クイルになったら

・ティ・チャラの声は生前のチャドウィック・ボーズマン本人が担当

マーベル「ホワット イフ . . .?」 第2話

 

もしもティ・チャラがピーター・クイルになったら、という話です。

人さらいのヨンドゥが間違ってピーター・クイルではなく、ティ・チャラをさらってしまったと言う設定です。

元々は超チャラいキャラのピーター・クイルのポジションに超真面目なティ・チャラが来たらどうなるか、というとても極端なもしもの設定です。

また、もっと驚きのもしもの設定が、あのサノスが仲間になっている事です。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で人類の半分を消滅させた指パッチンも無かった事になっています。

史上最悪の恐怖の存在サノスが仲間となり一緒に戦う姿がとても新鮮です。

少し残念なのが、ピーター・クイルのお馴染みの仲間達のロケットやグルートが登場しない事です。超真面目キャラのティ・チャラがこのふざけた仲間たちとどのように絡むのか、是非とも見てみたかったです。

元々さらわれるはずだったピーター・クイルはどうなったかも描かれるのでご期待下さい。

ティ・チャラの声は生前のチャドウィック・ボーズマン本人が担当しており、また彼に会えた喜びと同時に、これで本当にお別れなんだなという悲しさも込み上げてきます。

チャドウィック・ボーズマンのご冥福をお祈りいたします。

 

マーベル「ホワット イフ . . .?」【第3話】

アイアンマン、ソー、ハルクのイラスト

ポイント

・もしも世界が最強のヒーロー達を失ったら

・実写映画のお馴染みのシーンが次々に登場

マーベル「ホワット イフ . . .?」 第3話

 

もしも世界が最強のヒーロー達を失ったら、という話です。

トニー・スターク、ソー、ハルク等アベンジャーズ計画でメンバーの候補となった者達が次々に殺されていきます。

一体誰が犯人なのか、手に汗握る展開です。

しかも実写映画のお馴染みのシーンが次々に登場するのもファンにはたまりません。

「アイアンマン2」でトニーがドーナツの看板に寝そべっているシーンや

「インクレディブル・ハルク」のロス長官率いる戦車部隊との攻防などです。

「インクレディブル・ハルク」は実写版ではブルース・バナー博士をエドワード・ノートンが演じていましたが、今回のアニメ版ではマーク・ラファロ風に描かれているので、マーク・ラファロ版の「インクレディブル・ハルク」が見られたような感覚が味わえて、とても新鮮です。

ヒーロー達の死の真相はなんなのか、謎に包まれた展開も魅力ですし、よく知られたアベンジャーズの物語を根底から覆す設定もとても面白いです。

今回は30分程度のアニメ版で描かれましたが、これを2時間の実写版で描いても面白いと思います。

一つ一つのヒーローの死を時間をかけて丁寧に描いていき、キャストも今までの役者陣を

揃えたら立派な一本の映画になると思います。

ヒーロー達が次々に殺されていく展開に希望が無いように思われますが、物語のラストでは新たな希望が見られ、この後のもしもの展開もさらに楽しみです。

 

マーベル「ホワット イフ . . .?」【第4話】

ドクター・ストレンジのイラスト

ポイント

・もしもドクター・ストレンジが手の代わりに恋人を失ったら

・まさかの結末

マーベル「ホワット イフ . . .?」 第4話

 

もしもドクター・ストレンジが手の代わりに恋人を失ったら、という話です。

本来ならばドクター・ストレンジは車の事故の後遺症で手に麻痺が残りますが、今回の話では車の事故の際に恋人が一緒に車に乗っており、恋人だけが亡くなってしまいます。

恋人を失ったショックでドクター・ストレンジはだんだんと正気を失って行き、とんでもない結末を迎えます。

事故にあった過去を変えようと何度も時間を遡りやり直しますが、何度やっても恋人が死んでしまう所が切なくなります。

恋人を生き返らせようと魔物を次々に取り込む姿はゾッとします。

魔物を取り込んだ力で生き返った恋人を抱きかかえるストレンジの姿はまさに魔物そのものになっており、代償の大きさがまたしても悲しくなります。

乗り越えられない悲しみに対してどうするべきかが描かれる今回の話、どんな結末が待っているのかハラハラしますが、まさかの結末に「こんな終わらせ方もあるのか」と新鮮な気持ちになります。

やり直したいと思う悲しい事はたくさんありますが、どんなに悲しい現実でも受け入れて前に進むしかない、というメッセージが込められていると感じました。

 

マーベル「ホワット イフ . . .?」【第5話】

ゾンビのキャプテン・アメリカのイラスト

ポイント

・もしもゾンビが出たら

・スパイダーマンのゾンビ映画うんちくが最高

マーベル「ホワット イフ . . .?」 第5話

 

もしもゾンビが出たらという話です。

ゾンビが世界中に溢れ、アベンジャーズのメンバーもゾンビになってしまったと言う話です。

ゾンビだらけの世界を元に戻そうと、ハルクやスパイダーマン、ワスプ達がゾンビの大群を掻い潜り奔走します。

まさしく「ゾンビ映画×マーベル」という世界観でとても面白いです。

映画ファンなら一度は想像したであろう、「ゾンビ映画にヒーローが出てきたらどうなる?」という夢のような設定です!

ゾンビ化しなかったメンバーにスパイダーマンがいる事が物語を更に面白くさせています。

いつものように緊迫した状況でも常にふざけた事を言っているのですが、ちょこちょこゾンビ映画の常識を口走るのが面白いです。

「ゾンビ映画では別行動はNG」「助かったと思っても油断は禁物」等です。

NG行動を繰り返す他のメンバーに対してスパイダーマンが発した「みんなゾンビ映画観ないのかよ!」は最高です!

マーベルの世界観でゾンビ映画を体感できると言う、アニメならではのもしもの設定が可能なのが「ホワット イフ...?」の醍醐味と感じる回でした。

 

マーベル「ホワット イフ . . .?」【第6話】

キルモンガーのイラスト

ポイント

・もしもキルモンガーがトニー・スタークを救ったら

・アイアンマンが誕生しない世界

マーベル「ホワット イフ . . .?」 第6話

 

もしもキルモンガーがトニー・スタークを救ったらという話です。

映画「アイアンマン」の冒頭のシーン、トニー・スタークが新型兵器のプレゼンを終え、軍の車で移動中にテロリストに襲われるシーンから始まります。

トニーのすぐ近くに自社のスタークインダストリーズ製のミサイルが落ちますが、それをキルモンガーが投げ捨てトニーを救います。

テロリストに拉致されなかった為、トニーがアイアンマンになる事がなくなった世界となります。

アイアンマンスーツを作らないと言う事はアークリアクターも生み出されないという事で、いままで当たり前であったトニーの胸にアークリアクターがないのがとても違和感があります。

トニーを救ったキルモンガーは映画「ブラック・パンサー」で見せた野望の実現の為に策略を練ります。

映画「アイアンマン」と「ブラック・パンサー」を一本にまとめたような内容であり、キルモンガーが用意周到に計画を進め正式にワカンダの王になる過程が描かれます。

映画「ブラック・パンサー」ではワカンダを力でねじ伏せようとしたキルモンガーですが、今回は力ではなく相手を信頼させて受け入れさせる方法なのがとても新鮮であり、実に自然な流れと感じます。

トニー、ローズ中佐、ティ・チャラと次々に殺されてしまい絶望的な展開ですが、ラストの希望が垣間見られるシーンは胸が高鳴ります。

是非とも今後の展開を見てみたいと思わせる終わり方となっています。

 

マーベル「ホワット イフ . . .?」【第7話】

ソーとキャプテン・マーベルのイラスト

ポイント

・もしもソーがひとりっ子だったら

・ソーとキャプテン・マーベルの超人対決

マーベル「ホワット イフ . . .?」 第7話

 

もしもソーがひとりっ子だったらという話です。

ソーの父親オーディンがロキを拾いますが元の親のところに届け、ソーだけを育てた場合の物語です。

悪戯好きの弟がいないとソーはどんな性格に成長するのか、というところがテーマです。

ひとりっ子として育てられたソーは

ロキがいないだけで見違えるほどの遊び人に成長します。

そんな遊び人のソーが地球にやってきて、至る所でパーティーを開きます。

宇宙全土から色々な種族が集まり収集がつかなくなり、事態の終息の為にキャプテン・マーベルが駆けつけます。

空の彼方から光り輝くキャプテン・マーベルが登場するシーンはシビれます。

実写映画では実現しませんでしたが、是非とも見てみたかった、ソーVSキャプテン・マーベルの超人対決が見られるのが1番の見どころです。どちらも不死身の様な肉体なのでいつまでも見ていたくなる戦いっぷりです。

ロキがヨトゥンヘイムの王子として成長した姿も新鮮です。

体は大きくなり、皮膚は青い色をしているので一見ロキと気付かないほどです。

物語のラストには新たな敵が出現して終わります。見た目はウルトロンのようですが、中身はヴィジョンの様です。

一体どのような経緯でそうなったのか、そしてこの後どうなるのか。謎や期待が高まります。

 

マーベル「ホワット イフ . . .?」【第8話】

ポイント

・もしもウルトロンが勝ったら

・一度プログラムを実行したら完了するまで止まらないという、AIの怖さ

マーベル「ホワット イフ . . .?」 第8話

 

もしもウルトロンが勝ったらという話です。

第7話のラストで登場した、中身がヴィジョンのウルトロンが引き続き登場します。

なぜヴィジョンがウルトロンになっているのかと思いましたが、よく考えればヴィジョンは元々ウルトロンが作り出した人工生命体です。今回の話はウルトロンが計画通りにヴィジョンの身体を手に入れたという展開です。

ヴィジョンの身体を手に入れたウルトロンはその壮大な力を使って、あっという間に人類を滅亡させてしまいます。

あのサノスでさえ一瞬で葬り去り、インフィニティ・ストーンを手に入れます。

インフィニティ・ストーンを手に入れたウルトロンは最早敵無しの力を手に入れて全宇宙を滅亡させます。

全てを破壊し、平和が訪れたと立ち尽くすウルトロンは恐ろしくもあり、悲しくもあります。

平和の為には全人類を排除しなければならないというプログラムでここまで突っ走ってきたウルトロン、争いは無くなりましたが孤独になりました。

一度プログラムを実行したら完了するまで止まらないという、AIの怖さを感じました。

「ホワット・イフ...」の物語の語り手、ウォッチャーの存在にも気付いたウルトロン、全ての次元に繋がることが出来てしまい、物語の根幹を揺るがすような展開に手に汗握ります。

ラストには第4話に登場した魔物を自分の身体に取り込みまくった別次元のドクター・ストレンジが登場します。

次回の第9話では2人の激突が予想され、最強対決に期待が高まります。

 

マーベル「ホワット イフ . . .?」【第9話】(最終話)

ウォッチャーのイラスト

ポイント

・もしもウォッチャーが誓いを破ったら

・ウォッチャーが人選した異次元版アベンジャーズ結成

マーベル「ホワット イフ . . .?」 第9話(最終話)

 

もしもウォッチャーが誓いを破ったらという話です。

前回8話のラストに登場した、魔獣を取り込みまくったドクター・ストレンジ。

最終話となる第9話ではインフィニティ・ストーン全てを手に入れたウルトロンとの最強対決が始まるかと思いきや、まさかの実写映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の冒頭のシーンから始まります。

そこにはキャプテン・アメリカの代わりに「ホワット・イフ...」第1話で活躍が描かれたキャプテン・カーターが登場します。

また、第2話のスター・ロード版のティ・チャラや第6話のワカンダ王になったキルモンガーも登場します。

各ヒーローの前にはウォッチャーも現れ、「君は選ばれた」と言います。

まさかの展開、ウォッチャーが人選した異次元版アベンジャーズが結成されます。

このまさかの展開にテンションが上がります!

インフィニティ・ストーン全てを手に入れたウルトロンはサノス以上に凶悪な存在となっており、魔獣の力を使うドクター・ストレンジが各ヒーローをサポートしながら戦います。

魔術で異次元アベンジャーズのメンバーに光の鎧を装着させる所がカッコ良いです。

光の鎧なので装着はしているけど目には見えないという、さりげないところがまた良いです。

光の鎧を装着した各メンバーが力を駆使してウルトロンからインフィニティ・ストーンを奪う為、一進一退の攻防が手に汗にぎります。

物語のラストでは、運命には介入できないと言っていたウォッチャーの粋な計らいもあり、とても気持ちの良い終わり方です。

 

マーベル「ホワット イフ . . .?」【まとめ】

マーベル・ホワット・イフのイラスト

ポイント

・アニメならではのスピード感とド派手な演出あり

・基本となる世界の描写が実写映画そのまま

・もしもの設定が想像以上

インフィニティ・ストーン全てを手に入れたのがサノスではなく、ウルトロンだったらという、もしもの物語。

そして、それをもしものヒーロー達が力を合わせて倒すという壮大な展開。

アニメならではのスピード感とド派手な演出ありで実写映画とはまた違った魅力があり、大変楽しめました。

基本となる世界の描写が実写映画そのままの設定なのが実写映画ファンにとってはたまりません!

登場するキャラクターも実写版の俳優そっくりに描かれていますし、場面も実写版そのままです。

各話で別々のヒーローの活躍が描かれますが、最終話では一堂に会するまさかの展開に胸が熱くなります。

もしもの設定が想像以上なところも良いです。

主要キャラであるアイアンマンやキャプテン・アメリカが次々に死亡したり、そもそもアイアンマンが存在しない世界だったり、根底から覆す設定が魅力です。

また、ヒーロー達がゾンビになる話では映画のジャンルまでも変わってしまうという、映画ファンにはたまらない設定も良いです。

「ホワット・イフ...」はシーズン2に続くという事で、今後も目が離せません!

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