本記事の内容
・ハルク、シリーズでの違いを比較
マーベル・シネマティック・ユニバースの中で色々な作品に登場するハルクですが、登場するシリーズによってそれぞれの特徴があります。
作品が進むにつれて、ハルクの性格や設定が徐々に変化していくので、その辺りをご紹介します。
ハルク、シリーズでの違いを比較①
「インクレディブル・ハルク」(2008)
ポイント
・変身シーンの怖さはシリーズ随一
・ブルース・バナー役は今作のみエドワード・ノートン
ハルクシリーズ1本目は、マーベルスタジオが手がけるマーベル・シネマティック・ユニバースでハルクが初登場した「インクレディブル・ハルク」です。
作中で初めてブルース・バナーがハルクに変身するシーンはハルクの凶暴さが際立った描写となっています。町のチンピラに絡まれたブルース・バナーが我慢の限界に達して変身してしまうのですが、薄暗い工場の中でチンピラが暗闇に引きずり込まれる描写はゾッとします。その後も暗闇で歩き回るハルクですが、他シリーズでは見られないような異様な雰囲気を醸し出しています。
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ハルク、シリーズでの違いを比較②
「アベンジャーズ」(2012)
ポイント
・ロキも恐れる存在
・エドワード・ノートンからマーク・ラファロへキャスト変更
ハルクシリーズ2本目は、「インクレディブル・ハルク」のエドワード・ノートンからマーク・ラファロにキャスト交代となった「アベンジャーズ」でのハルク。
今作ではロキが最も恐れる存在として描かれています。物語の序盤ではハルクを暴走させ、アベンジャーズを内側から崩壊させようと企むロキ、物語後半のハルクにコテンパンにやられるシーンは笑いを誘います。あのロキでさえ手も足も出ないほどの強さが描かれています。
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ハルク、シリーズでの違いを比較③
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015)
ポイント
・ブラック・ウィドウの語りかけにより変身を解くことが可能
・まさかのブラック・ウィドウと恋仲
ハルクシリーズ3本目は、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
今までのハルクは、一度暴れ出したら誰にも止められない存在でしたが、今作ではブラック・ウィドウの語りかけにより変身を解くことが可能になっています。
それというのも、今作ではまさかのブラック・ウィドウがハルクに想いを寄せているという設定になっています。ブラック・ウィドウは暗殺者になるための施設レッドルームで施された内容により、自分のことを化け物と思っています。なのでブルース・バナーを同じ境遇と感じ、想いを寄せるようになりました。
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ハルク、シリーズでの違いを比較④
「マイティ・ソー/バトルロイヤル」(2017)
ポイント
・実はしゃべれたハルク
ハルクシリーズ4本目は、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のラストで戦闘機に乗って行方をくらましたハルクですが、どういうわけか別の惑星に不時着したという設定になっています。そこで闘技場のチャンピオンとして君臨するハルクですが、ある程度理性を保てるようになっており、ソーとも普通に話すことができます。
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ハルク、シリーズでの違いを比較⑤
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018)
ポイント
・サノスにビビッて変身拒否
ハルクシリーズ5本目は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
ソーやアズガルドの人々と宇宙を彷徨っている最中にいきなりサノスに襲われます。そこでサノスに立ち向かうハルクですが、圧倒的な力の差を見せつけられ、やられてしまいます。命からがら地球に逃げたハルクはそれ以来、サノスに対する恐怖心から変身することを拒むようになってしまいました。自分よりも強い初めての存在にビビってしまったようです。
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ハルク、シリーズでの違いを比較⑥
「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)
ポイント
・まさかの知性獲得
ハルクシリーズ6本目は「アベンジャーズ/エンドゲーム」
まさかの理性と肉体の結合に成功したブルース・バナー。ハルクに変身した状態でもブルース・バナーの意識を保てるようになりました。メガネをかけて、気さくに話すハルクの姿に驚きを隠せません。
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ハルク、シリーズでの違いを比較【まとめ】
ポイント
「インクレディブル・ハルク」(2008)
・変身シーンの怖さはシリーズ随一
・ブルース・バナー役は今作のみエドワード・ノートン
「アベンジャーズ」(2012)
・ロキも恐れる存在
・エドワード・ノートンからマーク・ラファロへキャスト変更
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015)
・ブラック・ウィドウの語りかけにより変身を解くことが可能
・まさかのブラック・ウィドウと恋仲
「マイティ・ソー/バトルロイヤル」(2017)
・実はしゃべれたハルク
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018)
・サノスにビビッて変身拒否
「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)
・まさかの知性獲得
以上よりハルクはシリーズによって微妙に性格や設定が変わっています。
どのハルクも魅力的ですが、その辺りを注目して各作品を見返してみてはいかがでしょう。
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