

本記事の内容
ドクター・ドゥーム役になぜロバート・ダウニー・ジュニアが起用されたのか考察します。
2026年公開予定の「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」にロバート・ダウニー・ジュニアがドクター・ドゥーム役で起用されました。
アイアンマンことトニー・スタークのイメージが強いロバート・ダウニー・ジュニアがなぜドクター・ドゥーム役で起用されたのか、本人のインタビュー内容や、インターネット上の口コミから考察したいと思います。
『アベンジャーズ:ドゥームスデイ』ロバート・ダウニー・Jr.がドクター・ドゥーム役に決定 | THE RIVER
ドクター・ドゥーム役にロバート・ダウニー・ジュニアなぜ?①
ポイント
・カーン役のジョナサン・メジャースが降板
ドクター・ドゥーム役にロバート・ダウニー・ジュニアが起用された理由①は
ジョナサン・メジャースの降板です。
ジョナサン・メジャースはディズニープラスの「ロキ」(2021)や「アントマン&ワスプ:クアントマニア」(2023)にサノスに変わるヴィラン、カーン役で出演していました。
その後のアベンジャーズシリーズにもカーン役で出演する予定だったジョナサン・メジャースですが元恋人へのDVで逮捕、起訴されたことでマーベルは彼を解雇しました。
アベンジャーズにとって最大のヴィラン役を失ったマーベルは急遽、別キャストでヴィラン役を見つけなくてはならなくなったという事です。
『Avengers: The Kang Dynasty(原題)』の製作が決まっていたが、「ヴァラエティ」によると、メジャーズの有罪判決を受けてマーベルは彼の解雇を決定したという。
ドクター・ドゥーム役にロバート・ダウニー・ジュニアなぜ?②
ポイント
・ロバート・ダウニー・ジュニアがアイアンマン役復帰に意欲
ドクター・ドゥーム役にロバート・ダウニー・ジュニアが起用された理由②は
ロバート・ダウニー・ジュニアがアイアンマン役復帰に意欲を示していたことが考えられます。
ロバート・ダウニー・ジュニアへのインタビューで将来的にマーベル・シネマティック・ユニバースへ復帰する可能性について質問を受けた彼は「喜んで。私のDNAに不可欠なモノだから。あの役が私を選んだんです。」と語っています。
ですがケヴィン・ファイギは「アイアンマンの死を魔法のようになかったことにはしたくない」と語っていますので、ロバート・ダウニー・ジュニアをアイアンマン役で復帰させる気はなかったようです。とはいってもケヴィン・ファイギとしてはマーベル・シネマティック・ユニバース復帰への意欲を示しているロバート・ダウニー・ジュニアの気持ちを汲んで、ドクター・ドゥーム役に起用したのではないでしょうか。
Esquireのインタビューでダウニー・Jr.は、将来的にMCUへ復帰する可能性について質問を受けた。
「喜んで。私のDNAに不可欠なものだから。あの役が私を選んだんです」とダウニー・Jr.は語る。
ドクター・ドゥーム役にロバート・ダウニー・ジュニアなぜ?③
ポイント
・話題作り
ドクター・ドゥーム役にロバート・ダウニー・ジュニアが起用された理由③は
単に話題作りという指摘もあります。
確かに私の感想としては「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)で最大の盛り上がりを見せたマーベル・シネマティック・ユニバースですが、その後の作品としては「スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム」(2022)でさらにもうひと盛り上がりを見せただけで、それ以降は盛り上がりに欠ける印象があります。
20世紀フォックス買収で「X-メン」のキャラクターとのクロスオーバーが期待され、各作品の中で少しずつ示唆されていますが、そこからなかなか進展しないもどかしさがあります。
このあたりのもどかしさもあり、マーベルの人気は下火になっている感が否めません。
そんな中でドクター・ドゥーム役にロバート・ダウニー・ジュニアが起用されるとなればこれ以上の話題作りはないでしょう。
「RDJが悪役、それもラスボス級として帰ってくる」となれば話題は爆発。ネット内外もその話題で持ちきりになり、映画に足を運ぶ人も増えることでしょう。
ドクター・ドゥーム役にロバート・ダウニー・ジュニアなぜ?
【まとめ】
ポイント
・カーン役のジョナサン・メジャースが降板
・ロバート・ダウニー・ジュニアがアイアンマン役復帰に意欲
・話題作り
ドクター・ドゥーム役にロバート・ダウニー・ジュニアが起用された理由について考察してきました。
カーン役のジョナサン・メジャースの降板に始まり、ロバート・ダウニー・ジュニアやケヴィン・ファイギの想いが重なり今回の配役に至ったのではないでしょうか。
私個人的には今回の配役は完全に無しです。ドクター・ドゥーム役のロバート・ダウニー・ジュニアを観てトニー・スタークを思い出すのは必至で物語に深く入り込めないと思います。確かに同じ役者さんがマーベルの中で別のキャラクターを演じるパターンは他にもありますが、今回の配役はそれらとは大違いです。「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)でのアイアンマンの死はこれ以上ないぐらい完成された物語であり、あの感動を忘れることは不可能でしょう。その上でロバート・ダウニー・ジュニアが別のマーベルのキャラクターを演じるにはあまりにも早すぎます。ただの話題作りと捉えられても仕方がないと思います。
あとはどこまでトニー・スタークを払拭できるか、ロバート・ダウニー・ジュニアの千両役者ぶりに期待しましょう。
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